和紙の三大原料と原料から生まれた織物

和紙ってすばらしい!!

和紙の三大原料と原料から生まれた織物を
ご紹介します。

主に、楮(Kouzo)三椏(Mitumata)、雁皮(Ganpi)と
呼ばれる植物の外側の皮部分です。、
耳慣れませんが、靭皮(Ginpi)と呼ばれています。
植物が自分の身を守って幹を包んでいる丈夫な皮です。

和紙が丈夫で独特の艶が有るのは靭皮を使っている事にもよります。
強靭な皮を粉砕して、みなさん誰もが知っている紙を漉く工程に
なるには幾工程が有るでしょうか。

楮の繊維を細く裂き織ったものが太布(Tafu)徳島県木頭村で保存会の方々が織られています。
一旦和紙に漉いて細く糸状に裁断し織ったものが紙布(Sifu)と呼ばれています。
麻にも似た野趣豊かな太布、柔らかな手触りの紙布。

先人達は楮という同一原料を手間を惜しまず創意工夫し
日常生活に取り入れて暮らしを豊かにしてきたのですね。

今年の春訪ねた小鹿田で満開の三椏の花を見る事が
できました。

 

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